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日常茶飯事とお仕事と

Oracleのアーカイブログ削除処理に関するメモ

Oracle DBのアーカイブログ(Archive Log)削除を定期的に行う処理を用意する必要が出てきたので、調べ物したメモです。正確なことを書いているとは限りません。もし参考にされる方がいらっしゃったら最終的には自分できちんと調べてから使ってください。

基本路線

やるべき処理は下記の3ステップらしい。

  1. アーカイブログの削除
  2. クロスチェックによる整合性確認、再設定
  3. クロスチェックで不要と指定されたアーカイブログを改めて消す

アーカイブログ

SQL Serverでいう「トランザクションログ」に相当する「Redoログ」が、指定容量を超えてしまったものを蓄積したのがアーカイブログ。いざというときの作業履歴の最後の砦。ただ、これはどんどん溜まっていくので、古いモノは消していくという運用を行う必要がある。それを、バッチファイルなどで組んでWindows Serverのタスクスケジューラーで定期実行しようというのが今回のもくろみ。

アーカイブログ削除

クロスチェック実行

期限切れアーカイブログ削除

Oracle DBのバックアップ/リストア処理作成に関するメモ

ちょっとお仕事でOracleの運用管理系のお手伝いをすることになったので、調べ物をしたリンクなどをメモしておきます。

基本事項

ダンプを出力するexpdpについて

Directoryオブジェクト

各種ディレクトリー類を間接参照するための仕組みみたい。ハードコーディングでフルパスを書くのではなく、このオブジェクトを通すことで変更等に対応しやすくなる……と。

バッチファイル

多段呼び出しやexitの挙動などは、簡単なサンプルを作って確認した。

Windows 10 Ver.1909のノートをアップデートできない

結論

先に結論を書いておくと、

  • 通常のWindows Updateでは1909から先へのアップデートは出来なかった
  • 手動アップデート用のインストーラーやMedia Creation Toolで作ったメディアからのSetup.exe実行もダメだった
  • 最終的に、Media Creation Toolで作った起動用USBメモリーからのクリーンインストールでバージョン21H4に上げることができた

です。以下には、上記2番目までの経緯を書いています。

状況

ASUSの安いノート(2017年末に購入)を子供用などととして細々と使っていたのですが、よく見たら春先からWindows Updateで21H1へのアップデートに失敗しているようで。先ほど気づいてなんどかやり直してみたのですが……下記のような状態です。「最新ではありません」と言いつつも「更新はありません」のまま。

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Windows Updateが行えない

このバージョン、サポートは切れているのでこれ以上更新プログラムが発行されないってのはいいのですが……本体自体のアップデートはさせて欲しいところ。

ちなみに、ストレージはトータルで64GBしかなく、空きが2GBになっていたので、Visual Studioなどを消して5GBまで開放。また、セキュリティソフトとしてESETが入っていたのも念のためアンインストールしてみたのですが……変化無し。ネットでいくつか検索してみたところ、

www.pasoble.jp

にアップデーターを手動でダウンロードして導入、と言うことが書いてあったので、試してみます。

マイクロソフトのアップデートサイトから更新してみる(ダメ)

下記のサイトから「今すぐアップデート」を選択すると、アップデートプログラムがダウンロードできます。

https://www.microsoft.com/ja-jp/software-download/windows10
www.microsoft.com

やってみましょう。

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アップデート実行

続行すると……

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空き容量不足

そういうことか。でも書いてある指示が今ひとつよく分からない。

  • Cドライブに8GB以上あれば良い。無ければUSBメモリーなどで11GB用意しても良い
  • Cドライブに8GB以上を確保して、必要に応じて……

既にSDカード(32GB)が刺さっている状態で「ダメ」ということは、多分前者なんでしょうけれど。なーんか判りづらいのですよね。とりあえず空きを確保してみます(無理だとおもうけど……)。

空き容量を確保して再実施(ダメ)

なぜか400MB越えの容量を使っていたAdobe Readerと、300MB程度を使っていたKindle。そのほか細かいものを消し、一時ファイルなども削除してなんとか9GBを確保しました。ですが……結論から言うと駄目でした。以下やってみた作業の経緯を簡単に。

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9GBの空き容量を確保

まずは、容量確保したあとに改めてアップデートツールで再チェックすると、問題無い様子。

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アップデートツールのチェックOK

インストールを続行してみます。作業完了後、再起動します→再起動してログインするも、何も起きずバージョンは元のまま、という状況を2回繰り返しました。だめですね……。

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インストール続行

ダメなのでMedia Creation Toolでアップグレードする(ダメ)

何が原因でダメなのか今ひとつよく分からないのですが、もう一つ手があります。最初に開いたマイクロソフトのサイト(下記のリンク)から、「ツールを今すぐダウンロード」というリンクを選択します。

https://www.microsoft.com/ja-jp/software-download/windows10
www.microsoft.com

そうすると、Media Creation Toolと呼ばれるプログラムがダウンロードされ、「アップデート」ではなく「アップグレード、または21H1バージョンのWindows 10のインストーラーを作るISOファイルの作成」を行えます。アップデートするノートパソコンには光学ドライブがついていないので、ISOファイルを一旦DVD-Rに書き込んだ後、その内容を64GBのUSBメモリーに移してそこからsetup.exeを実行してみました(もしかしてUSBメモリーからBootするかな?と思って試しましたが何も起きなかったので、Windowsからsetup.exeを実行しました)。

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64GBのUSBメモリーからsetup.exeを実行

途中の空き容量チェックで、本体容量が足りないとの警告が出てUSBメモリーを作業場所の候補として挙げてくるので、そのまま「次へ」を選びます。すると……

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Media Creation Toolで作ったsetup.exeで更新をかけてみる

最初は普通のアプリとして動いていたものが、途中再起動後からフルスクリーンの更新処理に移りました。もしかしてこれは!?……と思ったのですが、やはりダメでした。インストール最後の再起動後、普通なら「更新しています」的な最終仕上げ作業が発生するはずが、普通にログイン画面。Windowsにログインしてもバージョンは1909のままでした。

終結論:クリーンインストール

最終的には、クリーンインストールするしかありませんでした。詳しくは以下に記載していますので参考にしてください。

www.backyrd.net