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日常茶飯事とお仕事と

楽天モバイルのSIMとモバイルルーター到着

下記の件の続きです。
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SIMカードモバイルルーター到着

コロナウイルス騒動でのモバイルルーター需要増で入手困難になったのが昨年。そして、この春からの新大学生や新社会人用にSIMカードルーターの申し込み、注文が殺到することが予想されたので、到着遅延を恐れてSIMカードルーターは別々に手配しました。SIMは楽天モバイルで。そして、ルーター楽天モバイルに対応したものを、楽天市場の「楽天モバイルショップ」で購入ww(在庫あり、となっていたので)。楽天のポイント3,500ポイントを利用し、実質5,500円ほどでルーター入手です(これも楽天モバイル申し込みでポイント5,000点がついてもしかしたら実質ほぼ無料で済むかもしれません)。

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モバイルルーター Aterm MP02LN到着

楽天SIMカードは無駄に大きな段ボールに。ただ、中身はエアクッションの下に向き出しでSIMカードホルダーとマニュアルが入っている状態。丁寧なんだか雑なんだか判らない梱包です。

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楽天モバイルSIMカードはこんな感じで……

開封と設定

NECモバイルルーターAterm MP02LNは、下記写真のようにバッテリーが一昔前のスマホや携帯のように取り外し可能です。ですので、これだけ買っておいてスペアとすることもできますし、へたってきたらバッテリーだけ買い換えもできそうですね。

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モバイルルーターとバッテリー

ルーターに機器からWi-Fi接続する際のSSIDとパスワードは、このバッテリー取り付け場所に貼られたシールに記載されています。バッテリーを入れて裏蓋を閉めてしまうと読めなくなるので、事前に写真を撮っておくなりメモしておくなりしましょう。

SIMカードはバッテリーの下にあるスロットを起こして差し込みます。楽天SIMカードをカードホルダーからだすと、クレジットカードサイズのプラ台紙から切り離すようになっているので、一番小さな「nanoSIM」サイズに切り抜いてルーターのスロットに差し込みます。

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SIMカード取り付け

ここで、1つ楽天に文句を言わせてください。標準SIM、microSIM、nanoSIMどれにも対応したタイプのSIMカードなら、そう書いてくださいよ。申し込みサイトや申込時には「nanoSIM」と書かれていましたし、さらには、楽天モバイル推奨のルーターが標準SIMであることについては「一旦受取後、標準SIMへの切り替えを行って頂く必要があります」といった記載がありました。切り替えなんてしなくても最初から標準SIMにも対応してるじゃないですか……。いや、出来ると思ったことが出来ないわけではないのでいいのですが、このことで余計な調べ物や迷いが生じるってこともちょっと考えて欲しいです。良い方向に変更したなら、きちんと利用者に見えるところでアピールしないと……。

SIMカードとバッテリーを取り付けてから、はめ込み式の裏蓋を閉めたAterm MP02LNはこんな感じです。正直言うともう少し高級感のある外観かとおもったのですが、もの凄く「プラスチックプラスチック」した外装でした。まぁ100gを切る重さに仕上げるには仕方ないのかもしれませんけどね。

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Aterm MP02LNの外観とサイズ

手前に映っている側面ボタンの上が電源、下がメニュー呼び出しボタンです。2行しかないディスプレイに選択肢が出る場合などは、メニューボタンで選んで、電源ボタンで確定するようです。バッテリーは初期状態で20%位なので、最初に充電してから使った方が良いと思います。電源ボタンを長押しすると電源が入り、しばらくPlease Waitと表示され続けます。結構待たされましたが、放置しておくと自動的にLTEでの接続インジケーターが表示され、転送データ量が下段に出るようになりました。

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LTE接続完了

あとは、スマホやノートパソコンからこのルーターに接続すればOK。予想より簡単でした。

附属品

ルーターの附属品はType-BのUSBケーブルのみです。ACアダプターでの充電もできるようですが、標準添付品ではないので買い足す必要があるようです。まぁ最近はUSB充電できる場所も増えていますし、持ち運びの重さも考えればケーブル1本で済むUSBの方が便利でしょうね。ということで、ここについては特に違和感も不満もありません。

というわけで、1年間無料の楽天モバイルと、実質5,000円ちょいで入手できたルーターで、子供の大学生活用モバイル環境を用意してみました。あとは主に利用するエリアが楽天モバイルの対応エリアであることを祈るのみです。

社内向けセキュリティ関連情報共有メモ

2021年3月23日掲載分

NEC Univerge AspireシリーズにDoS攻撃を受ける脆弱性(3/22)

以前紹介したシリーズでの脆弱性、やはり後継機種や関連機種にも問題があったことが判明したようですね。同じ会社の製品であれば、同じ人達が作っている可能性があるので同様の問題が潜んでいることもあるというわけですね。
https://www.necplatforms.co.jp/product/keytelphone/info/210322.htmlNECプラットフォームズ)

富士ゼロックス製プリンターのDos攻撃脆弱性(3/19)

ネットワークプリンターはいわば印刷特化型サーバーのようなものですから、OSもソフトウェアも搭載されています。参考まで。
https://www.fujixerox.co.jp/company/news/notice/2021/0319_announce.html富士ゼロックス

LINE、中国の委託先が個人情報を閲覧できる状態に--詳しい経緯と対策を説明(3/17)

サーバーがどこにあるかによって、その国の法律に従わないといけなくなるため、実は米国のサーバーとかでも米国が強権発動すればどうにでもできてしまうのですが。とりあえず2015年のLetter Sealing以降は暗号化されて保存されているとのことで。一個人がそこまで気にする必要はないですね。
https://japan.cnet.com/article/35167954/ (cnet)

児童や生徒向けのセキュリティ教育プログラムをパロアルトネットワークスが無償提供(3/11)

5歳~15歳向けのセキュリティ教材だそうです。学校でもタブレットPCなどの導入が進むので、今後は避けては通れない課題になるとおもいます。
https://www.atmarkit.co.jp/ait/articles/2103/11/news038.html@IT

楽天モバイルの無料ルーター

先日書いたこれについて。

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楽天モバイルAterm MP02LNを選択した

結局、楽天モバイルのUN-LIMITED契約(1年無料、以降、最大2,980円/月)+ 別途購入のAterm MP02LNという方式を採りました。理由は

  • 子供の学校周辺で楽天モバイルが繋がらない、使えないだとしても1年無料、契約解除自由なので費用面は気にしなくてよい。
  • 大学に行く子供用がダメだとしても、自宅付近で繋がるならば下の子のスマホ用通信契約として転用可能(nano SIMをSIMフリースマホに挿せばOK)。
  • 楽天モバイルルーター(パンダ柄)は可愛くて無料だけれど、楽天NGとなったときに他社の契約で使い回せるか不明。
  • SIMフリーモバイルルーターとして汎用的なものを買っておけば、将来的にも他社契約と組み合わせて利用可能……NECAtermにしよう。

ということです。大学近辺、楽天モバイルのエリアがちょうどギリギリボーダーで、純粋の楽天の回線エリアと、楽天が提携しているauのエリアが混じっている状況。楽天のエリアであれば利用量無制限の通信が可能ですが、auエリアでのau回線(楽天の用語では「パートーナー回線エリア(国内)」)は月ごとの上限が5GB。それを超えると1Mbpsに通信速度が制限されます。微妙なんですよね。なので、実際に子供に持たせて大学近辺で利用してみる実地評価が必要です。最悪、カフェなどの公衆無線LANを使って凌ぎつつ、他の契約を行うという線もありそうです。

楽天モバイルWiFi Pocketの仕様は?

で、今回楽天モバイルの無料ルーターではなく、楽天でも選択可能だったNECルーターを選んだのですが、理由は「楽天モバイルルーターdocomoソフトバンクの通信周波数もカバーしているのかよく分からない」でした。これ先ほど改めて調べたら判ってきたので軽くメモしておきます。申し込みのページとかにはどのルーターも明確な仕様記載がないのですが、取り扱い説明書に記載がありました。

楽天モバイル WiFi Pocket取り扱い説明書(PDF)
https://network.mobile.rakuten.co.jp/assets/pdf/product/Rakuten-WiFi-Pocket-manual.pdf

どうやら、対応するLTEのバンド*1はB1、B3、B8、B11、B18、B10、B21、B28。楽天モバイルは「B3」。auは「B18、B26」なので、楽天auも通信可能なんですね。

楽天ルーターですが、製造元は中国のShenzhen Harvilon Technologyのようです。

k-tai.watch.impress.co.jp

おそらく公式サイトは下記リンクなんですが、Productsのページに外観まで該当しそうな製品は見当たりません。

www.harvilon.com

楽天モバイルWiFi PocketとAterm MP02LNの違い

ぱっと調べた感じ、違いは以下の通りです。

  • パートナー回線であるauの回線を利用する際の周波数帯(バンド)が違います。WiFi PocketはBand18しか使えませんが、Atermの方はBand18を内包するBand26に対応しています。若干広い。これが具体的に利用感にどう影響するかは判りませんが……。
  • Atermの方が29グラム軽い(WiFi Pocket 100g、Aterm 71g)。
  • Atermの方が無線LANの通信規格対応が広い(802.11ac、11aにも対応)。
  • 通信可能時間は同じだが、Atermの方が待ち受け可能時間が長い(バッテリー容量はWiFi Pocketの半分なのに、Atermの方が3倍長い……無駄な電力消費が少ないってことか?)。
  • Atermの方が一回り小さい。特に厚さががWiFi Pocketの17.1mmに対し、Atermは12mm。

まぁ……Atermを選んだことはそんなに悪くないのではないか、と思います(過去にAtermシリーズは結構使っているので、比較的信頼度も高いですから)。

他に使えるルーターは?

楽天モバイルで使えるルーターについてまとめてくださっているブログがありましたので記載しておきます。参考にしてください。

wifinomori.com

富士ソフト +F FS030W FS030WMB1

富士ソフト +F FS030W FS030WMB1

  • 発売日: 2016/12/22
  • メディア: Personal Computers

*1:バンド: LTEの通信で使う周波数帯に付けられた番号です。通信会社ごとに割り当てが決まっています。通信会社のバンドの番号と、通信機器が取り扱えるバンドが一致していないとその通信会社でその機械は使えません。スマホとかルーターすべてについて対応バンドが決められています。