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Bitcasa(ビットカーサ)に申し込んでみるよ

Facebookで知人が紹介してくれたBitcasaなるオンラインストレージシステムに申し込んでみることにしました。


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今は主に、モバイル環境(スマートフォン)やリモート環境のPCとのファイル交換はDropboxを利用していますが、有料オプションを使うほどの使い方はしていません。しかし、10GBが無料となるとちょっと使い方が変わってきますよね。

Bitcasa
http://l.bitcasa.com/gkrMGhbG

気になるのがセキュリティ面ですが、基本的なファイルの暗号化は元ファイルから生成するキーを元にしたクライアントサイドの暗号化で、サーバー側(運営側)は内容についてはタッチできないとのこと。暗号化はAES256*1(256ビットの共通鍵を用いるブロック暗号)なので、破るのは現時点ではほぼ無理(くわえて、破るメリットが無いと全くの無駄骨になるというくらいの大変さ)。大丈夫でしょう。


さて、細かい話はおいておいて、とりあえず申し込んでみますか。


申し込み(サインアップ)

メールアドレスとパスワードを聞いてくるので、入力するようです。アドレスはどうしようかな。普段使いのものにしておこうかな……。


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個人情報入力

次に、姓名とセキュリティチェック用の質問/回答2組の入力を求めてきます。本名で大丈夫かな。まぁ、あえて偽名を使う理由もいまのところないし、本名でいっときますか。この質問は、パスワード失念時の問い合わせで利用するものだそうです。メモっておかないと忘れるかも、ですね。


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この「問い合わせ」なんですが、プリセットの問い合わせが全部英語なので、英語NGな人はここが第一関門かも。以下に翻訳書いておきます。


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  • 子供の頃のニックネームは?
  • 子供の頃の親友の名前は?
  • 一番年長の子供のミドルネームは?
  • 子供の頃に好きだったぬいぐるみの名前は?
  • 最初のペットの名前は?
  • 一番影響を受けた先生の名字は?
  • 両親が出会った町の名前は?
  • 最初にキスした相手の名前は?
  • 母方祖母の旧姓は?
  • 結婚式を行った場所の名前は?
  • その他忘れない文字列を自由に入力する


一番最後の選択肢が一番自由度が高いですね。ミドルネームとか言われても大半の日本人は持ってませんしね。というわけで、適当なのを選んで入力しましょう。最後の行にある「I ACCEPT THE TERMS AND CONDITIONS」をクリックすると、このサービスについての約款が書いてあります。ざっとみましたが、いわゆる「利用は自己責任でね」「我々も内容を勝手に第三者に渡したりはしないよ」とかの内容でしたので、大丈夫でしょう。問題無いと判断したらチェックをONにして「Sign up」をクリック。

有料オプションの選択

次に、「利用プラン」を聞いてきます。画面上段に3つある選択肢をマウスで選択しますが、初期選択は「キャンペーンで年額69ドルで容量無限」になってます。以下のいずれかから選択しましょう。

  • 無料で10GB
  • 月額10ドルで無限容量。ファイルバージョン履歴とチャット/メールサポートつき
  • 年額69ドルで…(同上)


私は有料プランを選択するほど必要に迫られていませんし、ネットに保存したいデータも3GB未満とはっきりしているので、とりあえず無料で行きます。有料オプションを選択する場合は、その下にクレジットカード情報を入力するようです。


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ちなみに、無料をクリックするとメッセージが変わり「無限利用を14日間無料で試せます」とか出ますが、そのまま「Confirm」をクリック(無限容量設定で利用して、14日超えたらどうなるんだろう……)。

登録完了

最後に「おめでとうございます」画面が表示され、クライアントアプリケーションのダウンロードボタン(Download Appと書かれたボタン)のある画面が表示され、終わりです。このあとは、PC用アプリや、スマートフォン用アプリをダウンロードして、ファイルをアップロードするだけのようですね。


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*1:AES: Advanced Encryption Standards / 高度暗号化標準。暗号化/解読両方に同じキーを知っていないといけないという共通鍵暗号の方式。鍵のビット長が256ビットなので、総当たりで破ろうとしても途方も無い時間がかかり、事実上無理。